死国体験記

そう、いっぺん四国に行ってみたかった。もっと正確にいうなら四国という土地があるということをこの目で確かめてきたかった。というわけで初日の宿は高松にとった。そんなわけで後ろ髪をひかれる思いで(いや、もういいや暑いし、って感じだっただろうか)神戸を後にし、東海道本線山陽本線をさらに西へ。岡山からいよいよ四国へ向けて瀬戸大橋線に乗り込む。

瀬戸大橋通過中は地味にテンションが上がっていた。窓の外に見える、ポコポコ浮かぶ島々が良いかんじ。線路の下にすぐ海が見えるのも良かった。なんかこう、高速道路みたいなものの上に線路が敷かれていて足元にすぐ海が見えるわけではないだろうと思っていた。

高松駅到着。駅前はとても綺麗。水曜どうでしょうに刷り込まれてきた四国に対する変なイメージが覆る。ホテルでチェックインを済ませたあと琴電シャトルバスで屋島へ。夕焼けが綺麗かつ夜は夜景スポットらしい。その両方をウリにした「ゆうやけいフェスタ」なるものが催されていたがいたって地味なかんじ。景色は確かに綺麗ではあったが。屋島寺にはこの時に寄った。

あちこち蚊に刺されるわ、ひとりで来ている人なんて誰もいないわで多少ブルーになりながらも非日常を満喫。夜景を見ながらビールを飲み、ホテルに帰って、寝る。1日目終了。