尾道

11:20尾道着。予定にはなかったのだがなんとなく降りてみる。駅にて周辺案内のパンフレットを入手する。徒歩だと古寺めぐりをしながら志賀直哉の旧居に向かうのがまあまあのルートなのではないかと判断。しかし上り坂と階段の連続でかなり体力を奪われる。この日もやたら暑かったし。

志賀直哉旧居からさらに千光寺の方へ。途中、「毘沙門」という文字を指してこれはラショウモンと読むのかと聞いてくる外人がいたので正しい読み方を教えてあげたりする。かなり登ったので眺めがよい。文学のこみちなる坂道を登っている途中で平成十年大相撲尾道場所の記念碑を発見。疲れが吹っ飛びテンションが上がる。当時の横綱大関の手形と、幕内までの番付表が彫られている。千代大海がすでに関脇だったり蒙古人がひとりだけだったり琴錦がまだいたりとなかなか良いかんじ。若乃花の手形に手を合わせてみたが、あまり大きさが変わらない。驚き。

千光寺を一通り見てまた駅の方へ戻る。途中、どこかで昼食を食べようとアーケード街へ。人通りはほとんどない。やっぱり尾道ラーメンを食べることになるのだろうかと思っていたがなぜかカレーとスイーツ。『ゆーゆー』とかいう銭湯を模したかんじの店。

『ゆーゆー』を出てさらにアーケードを駅の方へ進むと写真の「そよかぜ」に遭遇。一体なんだったのかはよくわからない。暑さとアップダウンのせいでかなり疲れてきていたので、詮索する気力もなし。尾道駅に戻り、広島へ向かう。