6月12日、朝。

もうほんとうにとんでもとんでもないことが起こってしまう夢を見てしまった。実際には内容なんて支離滅裂もいいところなのでこれがとんでもないことなのか?という疑問をさしはさむ余地はいくらでもあったのだがとにかくとんでもないことであるというだけのポイントのようなものはすべてしっかりと押さえられていたし、なにより夢の中の俺は深い深い悲しみに打ちひしがれていた。目が覚めたときの安堵というのもそれはもう並大抵のものではなく、あれはすべて夢で、夢の中で起こったことと現実とは一切関係ない、ということを頭の中で整理し、それからほんとうによかったと安堵するだけで一日を過ごすための活力をすべて使い切ってしまったような感覚に陥った(今はもうわりと元気だしお腹も空いているし今日は珍しく予定があるのでそうは言っていられない)。体重を量ってみたが、減っていなかった。よかった。もうこんなことこりごりだ。


追記:読み返してみて、違和感。「夢の中で起こったことと現実とは一切関係ない」の整理が実はうまくできていないせい。こんなに朝すっきりと起きられてしまったというのもおかしく、気持ち悪い。とんでもないこと起こりませんようにとんでもないこと起こりませんように。中学高校の頃、テストができない夢見たときにかぎってテストの点がやたら良かった記憶があるな。きっと大丈夫だろう。ああでもなんだか(以下略)。